夏バテ

ちょっと前までは、エアコンなんて・・・と書いておりましたが、八月に入っての猛暑!
食欲も多少落ちて、少々夏バテ気味です。
梅と蜂蜜、お酢で作った自家製梅ジュースで、何とか乗り切ろうとせっせと飲んでおります。

さっきお客様からカボチャのお裾分けをもらいました。
「オリーブオイルでこんがり焼いて、ハーブソルトをかけてみて!」
確かに、焼くだけなどのシンプルな調理法には、ハーブソルトが更にパワーを発揮してくれます。

ハーブソルトを買われた別のお客様にその話をすると、この夏は韓国カボチャ(リッチーナ・ズッキーニ)を初めて育てられたそうです。
ズッキーニよりかなりデブッチョな感じですが、柔らかく、炒めたりみそ汁に入れるとおいしいそうです。
これまたズッキーニと同じ様に、シンプルにハーブソルトで炒めることもお勧めして下さいました。
ズッキーニも近くのJAでみかけますから、来年くらいに並ばないかな〜と期待しています。

ラジオ体操の帰りに通りかかったお宅の庭に、屋根近くまで伸びた向日葵をみつけました。
あんな大きな向日葵を見たのは久しぶりで、半分寝ぼけていた体が目覚めるようでした。
お店に飾っているのは小さい種類ですが、向日葵は元気になるお花ですね。
今日は立秋、もうひと頑張りです。

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特別なバラ

ハウスでお預かりしているお客様のバラが咲き、店長が持って帰ってくれました。
亡くなられた旦那様が育てられていたバラを、当店が代わってお手入れすることになったお客様です。ばらの開花は今年で二度目になると思いますが、花が咲くと、ご主人のセンスの良さを感じると店長がしみじみと話していました。

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7、8年くらい前になると思いますが、まだお店が以前の場所だった頃に、このご主人が何度がお店に来て下さっていました。
私が初来店の時に接客したのですが、
「ハーブを始めてみようと思うが、料理などに使えるものを中心に育てたい。」
と言ったご相談でした。
とても飄々として、いい感じのおじいちゃんでしたのでよく覚えていました。
その後も何度が来て頂いていたのが、パッタリ来られなくなり、育てる環境はベランダだと聞いていましたし、やはりいろいろ限界を感じられたのかな〜と勝手に思っていました。
とんでもない!庭くらいの広さと、しっかり土が入れてあるベランダで、バラなどを沢山自分で管理されていた立派なガーデナーでした。

この方のバラをお世話出来て、お店にそのバラが飾られるのも、小さい街とはいえ不思議なご縁を感じます。本人も天国からどう見ておられるでしょう?

夏休み

暑さに自分の体も慣れてきたのか、夜はぐんと涼しくなるような気がしています。
そうお客様に話すと、
「え〜!」
と、驚かれてしまいました。やせ我慢ではなくて、自宅はまだ一度もエアコン無しの生活です。反対に昼間はエアコン漬けですね。

夏休みに入って子供達が家に遊びに来る機会が普段より増えます。
油断していると、ついエスカレートしてドタバタお店に響きます。楽しくやっているのに、あまり怒るのもどうかと思いますが、外で遊ぶ様に促したりすることも多々あります。

私の子供の頃は、毎日夏休みどうしてたかな〜と思い出してみました。
海や川が近い事もあったのですが、お盆までの午後からは、晴天なら川遊びか海水浴だったように思います。
田舎ですから、年が違う子供達一群となり、炎天下に水着姿で川に向かいます。
低学年だった頃、まだ足もつかないかなり深い場所で、浮き輪につかまりドキドキしながら泳いでいました。川の水温は随分冷たかったのも覚えています。
今考えるとよくみんな水の事故に遭わなかったなーと不思議に思うくらいです。
身近に水と付き合っていた分、小さい頃から怖さも自然に知っていたのかな・・・・と。本当に今行ってみても危険な場所です。

水の事故で亡くなる子供の話を耳にすると、自分達の子供の頃の無謀さと重なり、何でだったんだろうと淋しい気持ちになります。
楽しい思い出一杯の夏で終わりたいものです。

以前話題にした事がある、店長手作りのがま口財布です。かなり使い込んで、もっと実際にはいい色合いになってきています。

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ボタニカルアート

猛暑が続きます。
苗もたっぷり雨水がもらえていた環境から、いきなりカラカラの状況になったので
朝水やりをしても、夕方にはぐったりしています。一雨ほしいところですね。

いつもオイルを買いに来て下さるお客様と一緒に、名古屋から来られた親戚の方が来店して下さいました。
買い物について来たら、自分の趣味で描かれている絵の題材にしたい植物苗がみつかったと喜んで下さっていました。

当店も、お客様が描いて下さっている水彩画を店内に飾っておりますが、お気づき頂いていますでしょうか。
『ボタニカルアート』と呼ばれる植物画ですが、自分で育てた植物を描くのが、やはりこの方のこだわりでもあります。

絵が好きなお客様とこの方が、たまたまお店で一緒になられた際に、ひょんな事からボタニカルアートを教えて頂けることになりました。
私は絵の勉強を特別した事も無かったのですが、絵を描く事自体が嫌いではないし、油絵よりか水彩画がまだ描けそうに思えたので喜んで参加させてもらっています。

一番最初に描いたのは、大好きなカウスリップでした。葉っぱや花をじっと見つめて描くのは集中力もいりますが、楽しいひとときでもあります。

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