ハウスでお預かりしているお客様のバラが咲き、店長が持って帰ってくれました。
亡くなられた旦那様が育てられていたバラを、当店が代わってお手入れすることになったお客様です。ばらの開花は今年で二度目になると思いますが、花が咲くと、ご主人のセンスの良さを感じると店長がしみじみと話していました。
7、8年くらい前になると思いますが、まだお店が以前の場所だった頃に、このご主人が何度がお店に来て下さっていました。
私が初来店の時に接客したのですが、
「ハーブを始めてみようと思うが、料理などに使えるものを中心に育てたい。」
と言ったご相談でした。
とても飄々として、いい感じのおじいちゃんでしたのでよく覚えていました。
その後も何度が来て頂いていたのが、パッタリ来られなくなり、育てる環境はベランダだと聞いていましたし、やはりいろいろ限界を感じられたのかな〜と勝手に思っていました。
とんでもない!庭くらいの広さと、しっかり土が入れてあるベランダで、バラなどを沢山自分で管理されていた立派なガーデナーでした。
この方のバラをお世話出来て、お店にそのバラが飾られるのも、小さい街とはいえ不思議なご縁を感じます。本人も天国からどう見ておられるでしょう?