旅するイングリッシュガーデン

このところの暖かさはちょっと不気味なくらいですね。
この冬は雪も少なかったので、こんなに今から気温が高いと、夏の水不足が心配で、農家の方は害虫を懸念されているようです。

冬に植えた東側のバラも、ブキブキ新芽を伸ばしてきました。ガーデナーの皆さんもソワソワ度アップしてきたみたいで、問い合わせの電話も日々増えて来ている様に思います。

先日の入院期間中は本当に読書三昧で、その中でも店長に借りたこの本はとても興味深い内容が盛り沢山です。
本のタイトル通り、海外のガーデン(主にイギリス)が紹介されているのですが、その庭の歴史や様々な時代背景を読む事が出来、庭に関連した映画や書籍が紹介されているので、そちらの方もこれからの楽しみになります。

本の中に修道士フィアクルという人の紹介があり、カリスマガーデナーとかグリーンフィンガー(花を上手に育てる人)と呼ばれていて、亡くなった後は薬用植物、庭園やガーデニング、庭師の守護聖人となり、カトリック歴では8月31日や9月1日が彼の日となっているそうです。
単なる偶然ですが、息子の誕生日と一緒なのにいたく感動している私です。

まだ読み切っていないのですが、著者はかなりな取材と知識が無ければ書けないし、すごい!と絶賛していたら、店長から
「その著者の方は、ハーブを買って頂いたお客様だよ・・・・」
と言われ、島根県出身でヨーロッパと日本を行き来されていると聞いていた方だと知って更に驚きました。
英国庭園巡りをいつか・・・とお考えの方にはすごくおすすめの一冊です。

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住めば都

今年になって、忘れ物やコワレモノの特に多い私です。
1月に飲み会で眼鏡を無くし、後半にはトイレに携帯を落としてしまうという失態続きで、今回の東京出張は気合いを入れて行ってきたつもりでした。が・・・飛行場からの帰りのリムジンバスにお土産を忘れてしまいました。
「処分してもらったら・・・」
なんて店長に言われましたが、お昼も抜きで歩き続けたご褒美を諦められず、バス車庫まで取りに行き、お疲れさまの出張でした。

今回は自由が丘で小さいセミナーを受講したので、たっぷり三日間バッチリのスケジュールでした。
10年ぶりに訪れた自由が丘は、まったく昔と違っていて(当たり前か・・・)驚きました。ベビーカーをおしているお母さんもとても綺麗でおしゃれな人達ばかりで、生活水準の高い町だけあるな〜と感心しきりでした。
昔からあるアロマのお店に、隠岐海士町の塩が販売されていてちょっと嬉しかったです。

先日、「淋しいけど町は変わるものだね」という話をお客様としていましたが、この松江も都会のように無理して変化しないでほしいな・・・と改めて感じました。
この春にスタバが松江に出来る話を泊まった家の姪っ子にすると、
「え〜!今まで1個もなかったの〜!?」
・・・というか、私個人としては今更どうして出来るの?というくらい、かえってスタバの無い町が自慢出来るくらいに思います。
みんな同じ町はおもしろくないですよね。
住めば都、改めて感じた出張でした。
寒い一日で、ホップを這わせる針金にツララが出来きていました。

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改善リニューアル

圃場での休憩に飲むお茶は、ハーブティーか主にインスタントコーヒーです。
買っておいたインスタントの詰め替え用を、店長が瓶に詰め替えていましたが、今までより大きな音がしていたな・・・と感じていました。
たまたま捨ててあった空き箱をみて、リニューアルされているのに気づきました
前はプラスティックだった部分が、わりと柔らかい紙材質に替わって資源ゴミにも出しやすいです。
以前のタイプはエコと言いつつも、プラスチックと紙の部分を分けるのにすごく面倒で、ゴミ分別の仕方が変わってからはもう全部ゴミに出してしまっていました。メーカーさんもそれに気づいたか、お客様から指摘があったのか、すばらしい改善に拍手です。

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当店の苗の梱包も、段ボールの台紙にゴムで固定する方法はとても事故が少なくて良い半面、お客様にとっては取り出しの負担やゴミの問題など改善点がいくつかあります。昨年からスタッフと相談して、段ボール業者さんとも何度かやり取りを重ねていますが、まだ試行錯誤中です。
苗が転倒せずにお客様に届くことが一番なのですが、コーヒーの容器と一緒で、その後お客様に負担がかかっていないか・・・春までもう時間があまり無いですが、納得出来るものが決まれば、それに随時導入予定です。
苗のご注文を下さるお客様も、遠慮なくご意見、ご要望を是非お聞かせ下さい。お待ちしています。

しっかり!

先日の雪の降った日、パトカーが駐車場に止まったので、ちょっとドキッとしました。(何にもしてないのに、不思議ですよね)
警官がドアを開けて、近くでの車同士の接触事故の為、車を止めさせて欲しいとのことでしたので、了解しました。

しばらくして、雪が少し強くなったのか2台の車を誘導して、当店の駐車場の入り口に横付けにしたのです。その後、屋根のある駐車場で事務処理をしているようでした。
そうしているうちに、圃場から店長が帰って来たのですが、その車でふさがれているので、お店の脇に駐車し、その後も約束していた営業マンに宅急便さん・・・とどれも路駐です。

警察のOBのお客様で、かなり前にブログに書いたことがありますが、駐車場がいっぱいだった際、脇に止めてもらう様にお話したら、それは自分としては本来してはならない事ですから・・・とうちのスペースギリギリに駐車して、駐車場が空くのを待たれていました。
とても誠実な方で、退職されても職業意識がきちんと身体に叩き込まれているのを感じました。
警官の採用がある期間非常に少ないことがあり、ベテランが退職した今、経験の少ない若い層が非常に多くなっていることも話されていました。

事故処理が終わり、当事者が帰られたので、警官の方に、一言お話してみましたが、
「ハァ・・・???」という感じで、甥っ子に話しかけている様な感じでした。まあ若いからしょうがないですよね。(それでいいのか!)
年を重ねて気づく事も私自身多かったな・・・とパトカーを見送りました。

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