旅するイングリッシュガーデン

このところの暖かさはちょっと不気味なくらいですね。
この冬は雪も少なかったので、こんなに今から気温が高いと、夏の水不足が心配で、農家の方は害虫を懸念されているようです。

冬に植えた東側のバラも、ブキブキ新芽を伸ばしてきました。ガーデナーの皆さんもソワソワ度アップしてきたみたいで、問い合わせの電話も日々増えて来ている様に思います。

先日の入院期間中は本当に読書三昧で、その中でも店長に借りたこの本はとても興味深い内容が盛り沢山です。
本のタイトル通り、海外のガーデン(主にイギリス)が紹介されているのですが、その庭の歴史や様々な時代背景を読む事が出来、庭に関連した映画や書籍が紹介されているので、そちらの方もこれからの楽しみになります。

本の中に修道士フィアクルという人の紹介があり、カリスマガーデナーとかグリーンフィンガー(花を上手に育てる人)と呼ばれていて、亡くなった後は薬用植物、庭園やガーデニング、庭師の守護聖人となり、カトリック歴では8月31日や9月1日が彼の日となっているそうです。
単なる偶然ですが、息子の誕生日と一緒なのにいたく感動している私です。

まだ読み切っていないのですが、著者はかなりな取材と知識が無ければ書けないし、すごい!と絶賛していたら、店長から
「その著者の方は、ハーブを買って頂いたお客様だよ・・・・」
と言われ、島根県出身でヨーロッパと日本を行き来されていると聞いていた方だと知って更に驚きました。
英国庭園巡りをいつか・・・とお考えの方にはすごくおすすめの一冊です。

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