感謝

今朝店長が、朝の段取りをしてすぐに竹を切りに出掛けたので、久しぶりにハウスへ苗を取りに行きました。
ハウスもそれなりに、冬装備をして作業をしてもらってはいるのですが、一、二月は寒さが応えると思います。少しでも日が射すと暖かいのですが、今日も冷えた一日でした。

実家の父から、バラのハウス栽培を一年くらいで投げ出してしまった人の話を先日聞かされていました。何千万もかけて立派なハウスを建てられたのに、今はあちこち痛みがきて、壊して片付けるのにも相当な費用がかかる事から、そのままにされているそうです。
当店の圃場でも、不要になったハウスの廃材で程度の良いものを分けてもらったりしたことがありますが、その一つに金属性の苗を置く台がありました。
父はそれを見ていたからだと思いますが、苦労をして竹を切って台を作らなくても、バラ栽培を辞められたお宅に聞いて、金属製の苗の台を使いたいと交渉してみてはどうかというのです。
見てもいないのでわかりませんが、まず運ぶのも大変ですし、当店が処分したいと思った時にはまた大変です。今のように竹で作った台は、十年も持ちませんが、やり替えのために不要になった古い竹は、スタッフのガムさん宅で役に立つのでとても循環型なのです。

当店の圃場を片付け無ければいけない時がいつかはくるのですが、その時になるべく負担が少ない様にと、店長は心掛けているようです。それが地球に対しての付加も少なくしてくれると思うからです。

話は元に戻りますが、久しぶりのハウスは新しい竹の台がかなり整備されて、草取りの作業もし易くなって一人感動していました。
ガムさんが来てくれてから、今年の5月で丸三年です。年々いい環境になっていくハウスを見て、改めてガムさんに感謝した朝でした。