蝶の幼虫を育てておられるお客さまからのご注文が続きました。
その中のお客さまのお一人は、蝶の食欲がすごいため、当店で購入された苗の葉では成長が追いつかず、他店から調達された苗の葉を食べさせた所、急に様子がおかしくなったということでした。急いで、エサになりそうなすみれをお送りしました。
そういえば、以前当店の苗から育てたイタリアンパセリをエサとして与えられていた方も、育てているものでは追いつかず、スーパーで販売しているものを与えられたところ、幼虫の様子が急変し慌てて購入されたことがありました。
身体が小さい分影響が大きいのかもしれません。
かわいらしい女性の方が、つなぎの作業着に長靴で御来店下さいました。
出雲に県外からお嫁にきて(がんばれ〜!)しばらくはお義母さんの野菜作りを手伝っておられたようですが、ご主人や子供が出来ればその子達に安心なものを食べさせたいという思いから、松江で無農薬栽培の研修を受けておられるとのことです。
出雲に来られる前には、ご主人の仕事の都合上、中国の上海で暮らしておられたのですが、その時に日本で『冷凍餃子事件』などが起きていて、中国で暮らしながらも安全な食べ物かどうか不安な毎日だった事をお聞きしました。これをきっかけに食の安全に強く関心をもたれたのも納得です。
実際に、出雲という地域で無農薬をやろうとする大変さも、充分わかっておられるので、無理せず失敗しながらも頑張ってもらいたいな・・・と陰ながら応援しています。
先日、JAで購入した小松菜に幼虫を見つけ、心臓が爆発しそうになりましたが、少しは農薬減らしてるのかな・・・と思うと叫ぶ事無く虫も冷静に処分出来るように私も成長しました。
店頭のルーにもアゲハの幼虫発見。みかん科の植物なので、素敵な切れ込みの葉もこのまま放っておけば丸坊主にされるくらい大好物です。
蝶の幼虫を育てられている方に、すみれと同様このルーも人気のハーブです。