顔の見えるお店

苗の出荷がオンシーズンとなり、毎日忙しくしております。
・・・とちょっと言い訳。久しぶりの更新です。

先日、実家がお世話になっているクリーニング店を10年以上ぶりにお邪魔したら、奥さんは私が結婚する前と変らず、優しいおじさんにはお会い出来ませんでしたが、皆さん元気で営業されていました。
馴染みのお店が閉店する昨今、勇気づけられる感じがしました。
結婚してしばらくは、大事にしている服はこのクリーニング店に出していたのですが、子供が生まれたり自分の事になかなか丁寧に暮らせなかった時期、近くのお店で済ますことが多くなっていました。
もちろんトラブルも何も無かったのですが、11時までに出したら夕方には出来上がってくるというのにはきちんと扱ってもらっているのかな〜と少し不安を感じていました。
お洒落なものや大切にしているものは時間のかかるコースを選んでいますが、どんな人に扱ってもらっているか、アイロンをかけているおじさんの姿が見えるお店に、大切なものは出したいと感じていたところでした。
手伝っておられる息子さんにも初めてお会いして、更に安心出来ました。

大型店舗が増えて、定員と話さなくても買い物が出来る方が気楽だと言う方が増えているそうですから、当店のようなお店にはちょっと入り難いかもしれませんね。
ロボットがどんどん世の中に進出していく時代ですから、ロボットには出来ない何かを探しながら接客していくしかないのかな・・・と10年後のグリーンノートを思い描くのでした。

原種のバラが描かれたイギリス製のミルクピッチャー。お花を生けても良いし、そのままでも存在感あります。
上は三年目のホワイトバレリアン。今は足元のピンク色のインチメリーカーネーションと一緒に優しい花壇を演出しています。
バラもハニーサックルも花盛りです。是非立寄ってご覧下さい。

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お別れの春2017

山野草が好きな方に、山歩きをして見つけて来られたネコヤナギとダンコウバイ(壇香梅)の枝を分けてもらいました。
ダンコウバイはとても落ち着いた良い香りがして、里山の植物に詳しいこのおじさんを尊敬します。
先日、お客様が職場の若い子に庭で見かけたネコヤナギの話をしたら、ネコヤナギを知らなかった為に会話が続かなかったと嘆いておられました。
「何ですかそれ?猫じゃらし?」・・・といった感じだった様です(笑)
生け花や茶花などではよく花材になりますが、休みがちのお茶のお稽古もまた再会せねば・・・と改めて春の息吹と日本の文化の奥ゆかしさを感じます。

この時期は色々なお別れが重なりますが、ソラミミ通信やこの日報でもお話したかもしれないお医者さんの卵が先日来店下さいました。
いよいよ研修医として地元の関西へ帰られる様で、山陰はとても気に入って下さっていたのですが残念です。
忙しくて当店に寄れない際は、近くの大型店でオイルを購入されていたようですが、最後に当店のオイルを購入したいということで、ローズウッドといつものスイートアーモンドオイルを選んで頂きました。
ネット通販はグリーンノートのサイトではしていないものの、メールで問い合わせて下されば送る事が可能な事を説明して、私が勉強しているアロマテラピーの本もご紹介しました。
お医者さんになる前は何と薬剤士をされていたとのことですので、同じ本を読んでも私とは理解度が比べ物にならないと思います。
今後もし当店に注文してくださる事があれば、末永く大切にしたいご縁と思える大切なお客様とのお別れの春でした。

ドイツのドラッグストアーなどで気軽に買えるオーガニックのシャンプー&リンス。
ハンドクリームに続いてラヴェーラの商品が仲間入りしました。
ドイツっ子にも人気らしいですよ。

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パディントン柄のクッション。
クマさんは癒されます。

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ルーティン

先日、
「奥さん、このお店は趣味でされているんですよね・・・?」
と、半分冗談だとは思いますが(思いたい)親しいお客様にサラッと言われました(汗)
店長にそのことを話すと、本気度がお客様に伝わっていないのでは・・・と指摘を受けました。

・・・・
日々が同じ事の繰り返しで段々と新鮮味もなくなり、一日があっという間に過ぎてしまいます。そして、なんだか追われている感じが強くなるので、いつも工夫しながら生活しないと気がついたらおばあちゃんになってた・・・では恐いですよね。

ジャンプスキーの沙羅選手が、この頃どうしてあんなにお化粧するようになったんだろう・・・と以前の素な感じが好きだった私は少し心配でしたが、メンタルを強める一環として化粧をするというルーティンを指導されていたようですね。
普段ファンデーションくらいで、お化粧はあまりしない私ですが、まずは私も少しメイクをしてみよう!と実践しています。 
 

きちんとメイクをしてみようと決意表明したところ、いつも行くカフェにメイクをきちんとして行った日と、すっぴんで行った日とでは同じ店員さんの態度が明らかに違うという話を丁度ラジオで話していたそうです。そう思うとお客様の私への印象も違うかもしれませんね。

自分としてはまぶたの上をキラキラさせているのはちょっと落ち着かないのですが、少し自分の気持ちをアップさせてこの春からのハードな仕事も乗り切りたいと思っています。
みなさんも自分の気持ちをアップさせるルーティンを是非見つけてみて下さい。

大きいリボン付きの帽子。
これがお店にあるだけで気持ちがアップするかも・・・と入れた商品です。

本の紹介が続きますが、『恋するハンバーグ』は半年位前に新聞で紹介されていて、一度読んでみたいと思った本です。
図書館でいつも貸し出し中か予約中で今回やっと借りれました。

旦那さんと一緒にはじめ食堂という小さな洋食屋を切り盛りする一子という女性とお店のお料理を交えた日々のお話です。
接客の参考になるところもあり、紹介本は当たり外れがありますが、私にとっては当たりでした。

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人間味

毎日どんよりとした空が続き、毎年の事ながらちょっと気持ちが重くなりがちです。
こんな時だからこそちょっと明るめの服にしたり、ハッピーな映画を見たりなど、この山陰の暗い冬をやり過ごしたいですね。

しつこいようですが、『朝活』順調に継続されております(笑)
レモンケーキは写真をアップ出来る程の出来ばえでは無いのですが、美味しい酸味を楽しんでいます。次回で三度目の正直となりますが、レモンがある限り作ってみようと思っています。

アナログな人間ですので、相変わらずモタモタする事が多いですが、今年は自分に負荷をかけることも積極的に取り組むのも目標の一つですので、インスタやこのブログが少しでも沢山書ける様努めたいです。
昨年は、SNSなどの沢山の情報をコントロール出来なくなっていた様な気がします。
スマホはとても便利且つ日々進化しているので、便利なアプリなどは積極的に活用したいと思いますが、これからロボットがもっと世の中に増えていく時代だからこそ、きちんとした情報を必要なものだけ選んでいくようにと思うこの頃です。

映画『君の名は。』のプロデューサー川村元気さんが電車に乗った時の話を以前テレビで拝見しました。
たまたま電車に乗ってすぐに携帯を取り出そうとしたら、忘れてしまっていることに気づき「あらら・・」という感じで仕方なく外を見ていたら、すごく綺麗な虹がかかっていたそうです。
めったに虹を見る機会も無いからきっと余計に感動されたのでしょうが、辺りを見回すと誰もが携帯を見ていて誰もこの素敵な虹に気づいている人はいなかったそうです。残念ですよね。
自分も携帯を忘れていなかったら、この綺麗な虹を見る事は無かったと・・・。
特に若い方に、もっと他にも目を向けてもらいたいですね。
そういうのは時代遅れかもしれないのですが、ロボットには負けない人間味を追求してみたいです。

先日、SORAMIMI通販のゴムパッチンでお世話になっているぴぴさんからのロゴマークのプレゼントの話題をfacebookでアップしました。
店頭で飾っているロゴプレートを見て、すごく褒めて下さったあとに「ほっこりするお話ですね」とコメントを頂きました。
私はこのプレートを渡してくれた際、リーダーとして頑張ってくれていた男の子が、この春高校を卒業し就職も決まったと聞いて本当に何よりも嬉しく感じ、彼ならきっと社会に出ても頑張れると感じました。
「彼女が出来たら、プレゼントここで買うんだよ〜」なんてからかわれていましたが、もし本当に来てくれる様なことが将来あれば、なんて素敵な繋がりなんだろうと思うのでした。

発送苗に見つけた小さなでもたくましいコンフリーの芽。春はもうすぐ。
ドイツLavera社のオーガニックハンドクリーム。香りはワイルドローズとオレンジ二種類です。

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