奇をてらう

私の大好物のお餅を使ったレシピが新聞に載っていたので、これは一度作ってみたいなと記事を読んでみました。
料理界では”ときこばぁば”の愛称で親しまれている鈴木登紀子さんの記事でしたが、
【最近は、いろいろな料理を作り試しすぎて疲れている人が多い様に見えます。毎日の食事は奇をてらうことはないのよ、あの人も作ってるからではなく、お家の人が何を食べたいか・・・でしょ。同じ料理は三回作ると上達しますよ。】(朝日新聞2/10掲載抜粋)
もしかしたら、同感!と手を挙げられる方結構おられるのではないでしょうか。
『奇をてらう』わざと普通と違う事をして人の注意を引こうとする。というような意味ですが、言いにくいことを、このばぁばだからこそズバッと言えたのかな(笑)とも思います。
料理に限らず、今まで通りの普通が良くない?と思う事がこの頃は多々ある様に感じます。

大学生の男の子が春休みの帰省を利用して当店にも足を運んでくれました。
昨年の受験前、集中して勉強ができる様にローズマリーとレモンのエッセンシャルオイルを買われたのですが、見事希望の大学に合格して、学生生活を楽しんでおられる様です。
今回はリラックス出来るオイルをご希望でしたので、やはりラベンダーをお勧めしてみました。
嫌いな香りではなく、すごく気持ちが落ち込んでいるとかでなければ、まずは使って頂きたい香りラベンダーです。
寒い地方の大学なのに、お風呂は若い方に多いシャワーで済まされているようです。出来れば週に一度くらいはお湯をはって身体を温めてもらえるといいですね。

迷った結果学生さんは、一度も使ったことが無かったラベンダーをやっぱり使ってみようとラベンダーと大好きな香りレモンを今回選ばれました。
好きな香りは大事ですね。

時々、ほとんど聞く機会の少ないオイルの種類について問い合わせを頂くことがありますが、基本のオイルでまずはシンプルに香りを楽しみ、次のステップは自分の体調や好みに合う別のオイルを買い足していかれるのが私のおすすめです。
シンプルであればあるほど、善し悪しも感じ易いですし、永く使って頂けると思います。

いくつかあるラベンダー(真正)の香りで最近人気があるのは、こちらのプロバンス産です。
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ラナンキュラスの造花。生のお花が一番なのですが、この頃の造花は侮れません。周りが華やぎますね。

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