まずは土

このところの暖かさで、山陰のお客様もお庭をいじりたいという気持ちがウズズウズし始めたようです。

新築したお宅の庭の植栽についてご相談を受けました。

庭作りのベテランでも無い私が偉そうにアドバイスをするのもおこがましいですが、お客様に必ず確認する事がいくつかあります。

植栽をしたいお庭の広さ、向き、風通し、そして一番大事なのがその場の土の状態です。

今日ご相談頂いた方も、業者の方に土の様子は聞かれていましたが、実際の庭の土の状態は自分で確かめてはおられませんでした。

まずは小さいスコップで構いませんから庭の土を掘ってみましょう。

土の状態がわかると、作業が楽でかつベストな庭づくりの方法が絞られてきます。

そして白い紙に花壇や木の植栽を簡単なイラストにしてみると楽しいです。雑誌やネットで情報は沢山収集出来るので、木も植えてみたいのであれば常緑か広葉樹か・・・下草は何がよいかな・・・などなど想像を膨らませます。

今まで自分が関わった庭や花壇ではこの何を植えようかな・・・がワクワクして一番楽しい時間です。出来上がった花壇は2、3年はとても元気なのでハッピーなのですが、花壇が完熟してくる時期をやがて迎えるので、そこからまた色々な悩みも出てきます。子育てと一緒でこれも試行錯誤ですよね。

私も振り返ると東側の梅を植えている場所は、大きな石や瓦礫で大変な状態でしたが、少しずつ掘り返し肥料を抄き込んだりして10年経った今、まだまだ不十分ながら大きなミミズがいる土に変ってきています。

この写真は1月に撮影した梅の固い蕾。紅白でこんなに蕾が付いたのは初めてだったので喜んでいたら、

「雪で餌が無い時期に鳥がきっと食べますよ・・・」

と、スタッフに水を差され心配していましたが、紅白同時に今までで一番の花を咲かせてくれました。

丁度この春、巣立つ事が決まった息子の門出をお祝いしてくれている様に感じられ嬉しく眺めています。

 

 

1月の梅の蕾
2018/01/21撮影した紅白の梅の蕾
2018紅梅
2018/03/07撮影した紅梅
2018白梅
2018/03/07撮影した白梅

ソフトワイヤー入のミニスカーフです。

キャビンアテンダントみたいにキリッとした女性に変身出来ます。まだまだ肌寒いこの季節に首にちょっと巻けて便利で暖かいです。

ソフトワイヤー入ミニスカーフ
エプロン外して撮影すべきでしたね・・・。