聖書と香り

少し前に、タロットカードをされるお客様のお一人が、このところ続いてスパイクナードというオイルがカードに出て、気になっているというお話をされました。
残念ながら、当店で扱っていないオイルでしたので注文してみました。

そのオイルが届いてみたら、とても強烈な香り・・・。
そのお客様、タロットをされているくらいなので感じやすい方なのか、何も連絡していないのに、荷物が届いた日のお昼前にまた来店されたのです。
香りを確かめて頂きましたが、たまたまジンジャーのオイルを目的にされていたので、次回ということになりました。

ヒマラヤからチベット地帯原産で、オミナエシ科の植物です。
抽出は根茎部から、当店が扱っているのはネパール産です。利尿や胃腸薬に用いられ、神経の緊張、いらいらや不眠に。また東洋医学的には腹痛や頭痛に、そして気を整えるオイルのようです。
スピリチュアル系からは、内なる心の安定が得られるとも・・・。
書きながらサンプル用のボトルから香りを確かめています。最初は強く感じましたが、パチュリのようにちょっと癖になる感じかもしれません。
聖書にも登場するオイルです。
〜マルコの福音書14章3〜9節〜
キリストの処刑の前のマリヤの香油注ぎの場面です。ナルド油は当時から、非常に高価な香油だったのですが、マグダラのマリヤは壺ごと割って すべてをイエスさまに注いだのでした。
※マリヤ・マグダラは新約聖書中福音書に登場するイエスに従った女性です。

サンプルとして、これで店頭に出しますので、また興味のあるかたはお試し下さい。

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