虫に罪はあるか!

ちょっと草取りしても汗ばむようになりました。
帽子をかぶって作業すると良いのですが、髪がぺっちゃんこになるので、店番のある日はついそのまま作業に夢中になってしまいます。
おばあちゃんになった時、シミだらけかも・・・と思いますがそれも年輪ということで。

先日、ユニークな知り合いの方とお話していて『虫に罪は有るか!!』という話になりました。
私の大事に育てているハーブを食べてしまうダンゴ虫やアブラムシも、私にとっては罪深きもの達なのですが、本人達は本能のままに行動しているだけです。
その方は家で発生したゴキブリやネズミも生け捕りにして袋に詰め、山の中の放しても支障のない場所に捨てに行かれるそうです。(想像しただけでちょっと怖いです)
もう一人の方は、ナメクジが家に入ってきて困るため、いつも潰したり紙に包んでゴミと一緒に捨てていたのですが、やはり『虫に罪は有るか!』精神にのっとり、そっと紙にのせて外にそのまま置いておくというのを繰り返しておられたら、2年経った現在はあまり家の中に出なくなったそうです。
虫達の中に「この家は入ったら駄目だよ・・・」という情報が伝わっているのを感じられているそうです。本当に優しい人達です。

植物に関わると同時に虫達とのお付き合いも始まることになります。
毒を持つものは別として、折り合いをつけてうまくつき合っていくしかないのですが、ナメクジはカエルに食べてもらったり、アブラムシはてんとう虫にお世話になります。
私の今の課題は、店頭の苗に来るダンゴ虫とどうつき合うかです。
こうやって書いていたら、パソコンの前に天井からクモが下りてきました。外に放してやったので、もし地獄に落ちたら助けてね。

これはてんとう虫の幼虫です。最初はバラにきていたので、害虫と思い可哀想に退治していました。

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