物流が人手不足のために、現在配送現場の負担がとても大きくなっているという内容の番組を先日見ました。
いつも通販でお世話になったり、個人的にもネットでの買い物をよく利用する自分の問題として新年早々考えさせられました。
定期的に頼むと割安になったり、送料がかからなくなったりするサービスなど、買う側にとってはとてもありがたい特典がある一方で、誰かがそのしわ寄せを受けているということを忘れてはいけないですね。
宅配の女性が、近くのスーパーやホームセンターで買える飲み物や洗剤まで全部宅配で頼む人がいると嘆いておられました。ドキ!
忙しくて、なかなか買い物に出掛けることが出来ない人などにはありがたいサービスですし、これだけネットで便利に買い物が出来る様になった今では、増えることはあっても減る事はないように思います。
以前、まだ店も移転していない頃ですが、ギフト商品を何点かお買い上げ下さった親しいお客様があり、遠くの方には宅配便を利用したのですが、私の自宅のすぐ近くのお届け先の方があったので、住宅地図で調べてお届けすることを引き受けたことがありました。
商品一つを近所のお宅に届けるなんて、本当に簡単な事と安易に考えていましたが、その日の夕方、一般の方が帰宅される時間に伺ったものの不在。
更に時間を待って八時くらいがお邪魔する限度と考え、まだ小さかった子供達にビデオを見せて(店長まだ帰宅せず)お届けに行くのですが不在・・・。
翌日は土曜日だったと思いますが、朝伺っても不在。結局7回くらい伺ってやっとお届け出来たという苦い経験が有ります。
たまたま運が悪かったかもしれませんが、その経験があるからこそ宅急便のお兄さんが
『今日は不在だらけで、荷物が全然はかどりません・・・』と嘆かれると、わかるわかる・・と気持ちをシェアします。
お客さんは荷物代を払っているから当たり前と思われるでしょうが、もう少し荷物の向こうの人達のことを酌んであげたら、現場の人達ももっと気持ちよく仕事が出来るのではないかと考えます。
時間指定なんて誰が発案したのだろう・・・とまで思ってしまいます。
松江は今年の年明けは真っ白の雪景色でしたが、お客様のご依頼で元旦に荷物を発送しました。
寒い中、頑張っている宅配のお兄さんに元旦ということもあり、お年玉を包みました。
本当にわずかです。でも、後日、珈琲が一杯どころか何杯も飲めましたと喜んでくれて、今年も色々あるだろうけど頑張ってね・・・と心の中でお願いしました。
便利な『アス○○』というサイトがあり、急に無い事がわかった時など慌てて頼んでも翌日届くので業務には大変助かっていますが、もっと余裕をもって『来週来る』なんて急がないサイトがあってもいいかもしれませんね(笑)
新年から長くなりましたが、この一年、反省しつつも学びの多い年にしたいと思っておりますので、またお付き合いよろしくお願い致します。
お客様からフェルトで作った羊をプレゼントして頂きました。
お腹の部分をマジックテープで開ける事が出来、ラベンダーポプリが入っています。このふわふわのフェルトみたいにみんながトゲトゲしない年となることを祈ります。