突撃!

暑い日が続き、圃場のハーブ達も暑さに弱いものはちょっとお疲れ気味です
8月の暑さと9月の残暑とまだまだいくつも山はあるのですが、その中でタラゴンがけっこう頑張っています。

いつもならグッタリして悲鳴をあげてる感じですが、ワサワサと新芽が伸びているので、沢山剪定しました。
自宅用にビネガーに漬けたり、クリームチーズに混ぜたりしても大量に残ってしまうくらいの量です。
簡単に育つものなら、少々剪定クズにしても気にならないのですが、タラゴンはこの夏には特に貴重なハーブなので、誰かに使ってもらえないだろうか・・・と考え、早速近くのフレンチのお店に突撃で電話をしてみました。

定休日が同じなので、食事に行ったのはほんの数回しか無いのですが、開店される際に、オーナーが旧店舗にハーブの苗を買いに来て下さっていたので、受け取ってもらえるかなと思ったのです。
その事を店長に話すと、本当に行動を起こした私に呆れていた様子でした。(どうして〜って感じです)
電話をした際に、
「かえって虫食いがあったりする方が安心です。」
と言ってもらえ、枯れ葉や虫を取り除いてこんな感じでお届けできました。
ハーブの王様とか食通のハーブと呼ばれるタラゴン。どんな料理に使ってもらえるか楽しみです。

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荒れ地の魔女

前回エールを送ったお客様のローズマリーは枯れたそうです・・・。やっぱり。
他にもローズマリーを買って下さっていたので、今後は失敗を経験として大切にして下さることを期待しています。

毎日暑い日が続きますが、昼間エアコンの中での仕事の影響もあってか、マッサージオイルをご購入のお客様が多くなっています。
私も父からの遺伝ですが、夏になると足のむくみが増し、夜にはパンパンになって痛いくらいです。『ハウルの城』に出て来る『荒れ地の魔女』とまで家族には呼ばれています・・・。
ずっと立ちっぱなしになる事も多いからだと思いますが、お風呂の中で足の指をまず揉みほぐし、裏をもんでから足全体を心臓の方に向かって撫でる様にさすります。
マッサージの資格は無いので、いつかテレビで見たむくみ対策を自分なりに参考にしながらのバスタイムを過ごしています。
その後でオイルを使ったマッサージです。
ベビーマッサージにもお勧めするグレープシードオイルは、さっぱりしてベタつきが少ないのでこの時期には使いやすいですね。
量り売りしていますので、50mlから購入可能です。オリジナルの夏らしい香りをブレンドして身体もメンテナンスしてみてください。

イギリス製でグリム童話のグレーテルがモデルの胸像です。
ライトアップされた素敵な顔立ちで、私のカウンターでの仕事ぶりを見守ってくれています。

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復活を祈る!

お客さまから電話で、ローズマリーについてご質問を頂きました。
「水やりをしばらくしなかったため、葉の先が茶色になってしまったけれども、大丈夫だろうか?」
という内容です。

購入の際にも、ローズマリーの花の色にこだわって電話を下さったおじちゃんでしたので、よく覚えていました。
「え〜!」
と思ったものの、全部ドライになってはいないようなので、水をたっぷりやって様子を見て頂くことにしました。
その時は1週間くらいやっていないという話だったのですが、もう一度電話を下さって、カレンダーで確認したら、実は11日間もやっていなかったそうです。
ガ〜ン・・・・ちょっと絶望的かな・・・とも思ってしまいましたが、帰って来た店長に相談すると、大きめの深い鉢をお勧めしておいたから大丈夫じゃないだろうかということでした。
でも11日間にはさすがにちょっと驚いていました。枯れないことを祈っております。

遠目に毎日ローズマリーを観察はされていたようですが、11日目に初めて近づいたら鉢の土がカチンカチンになっていて慌てられた様です。
一旦カチカチになった土は、保水力がなくなっていますので今後更に注意が必要ですね。(そのこともお話しておきました)
まあこういう失敗が、また次の植栽につながるので、植物を近くでよく観察してやるのは基本だなと改めて勉強になりました。

以前、バラクライングリッシュガーデンで外国人の店員さんに、
「お安くなってま〜す」「お得です!」
と変なアクセントで押され、買ったジョウロ。
水の出方が一旦山を描くのがどうも使いづらかったので、店頭の飾りと化していましたが、久しぶりに使ってみたら、たっぷりお水は運べるし、水の出方も何故か今度は違和感なく使えました。
きれいだったグリーンもすっかり色褪せましたが、本場イギリス製だけのことはあるな・・・と。この夏、是非水やりも楽しんでください。

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