時の流れ

超久しぶりのお客様が続きました。

自転車で立ち寄って下さった二十歳くらいの女性の方。
「入りにくいお店じゃなかったですか?」
とお尋ねすると、全くそんな感じは無いと言われるので、ちょっとホッとしていたら、小学生の頃にご両親に連れられて、以前のお店によく来て下さっていた様です。納得。
引っ越したこの店にずっと来たいと思っていて下さったそうで、若い方にそう言って貰えると、妙に励みになったりします。でも、急に年を取った気になりました・・・。

もう一方は、赤ちゃんを抱いての御来店。
以前のお店で買っていた古いオイルがそのまま残っているという話から、話し方などで思い出したお客様でした。最近、移転先がこの店だと知って来て下さったとの事です。5年ぶりくらいにお会いしましたが、まだ独身だった彼女も今はすっかりお母さんです。

時の流れを感じさせるお客様達でした。
今の私の気持ちを表した様な表情のうさぎです。ウサギはかわいいグッズが多いですね。

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カミツレ化粧水

大寒だけあってかなり寒いです。
お店はエアコンでの暖房ですが、やはりじっとしてると寒いので、暖かいお茶を時々入れて、身体を温めています。

千葉に住んでいる姉は、この季節でもお天気の良い日はほとんど布団を干すと話していますが、どんよりした松江の空を見上げると想像もつきません。
以前、関東から転勤で松江に来られたお客様とお話した際にも、同じ様な話題になった事があります。
年に何度かあちらに帰られると、乾燥した空気に肌がパリパリになることを反対に驚かれた様です。
「島根の方は、この湿度のおかげでみなさん肌がきれいなんですよ。」
と、褒めていただきました。

そうは言っても、年が明けると乾燥が更に強まった気がしています。
我が家もとても乾燥しているので、この時期は肌の(特に顔)乾燥が気になります。
友達に勧められて、高い化粧品を昨年は使ってみましたが、さして驚きの変化など無いのと、値段のことを気にせずに浴びる程化粧水を使いたい私ですので、秋頃からこの冬はどうしようかといろいろリサーチしておりました。

『カミツレ化粧水』聞かれたことがありますでしょうか。
ジャーマンカモミールを純米酒に一週間漬込み、濾したものにグリセリン・カリ液を加えたものです。
5,6年も前に(もっと前かも・・・・)なるかと思いますが、テレビで紹介されてお客様がジャーマンカモミールをよく買いに来て下さった覚えがあります。
テレビで放映される話題には、信憑性の少ないものも多い時でしたから、お客様から反対に勧められても一時的なはやり物くらいに思っていました。

そんなお客様の中にも、ずっと作り続けられている方がおられ、頻繁にジャーマンを買われるので
「本当に、そんなにいいんですか?」
と尋ねてみると、良いと感じておられる点を沢山教えてもらいました。
「自分の話だけで納得が出来なければ『カミツレ化粧水』という本を読んで、納得してから作ってみて下さい。」
と、どっちか店員でお客様だかわからないやりとりをし、さっそく図書館で本を借りて、作ってみました。

純米酒でベタベタしないかと心配しましたが、浴びる程付けてもサラ〜ッ。
教えてもらったお客様は、二度程度はたくとしっとりしてクリームも無しと話されていましたが、私は乾燥した部屋もあってか浴びる程つけてクリームで封じ込めます。
少し分けて差し上げたお客様も、はたいて美容液をつけて終わりだそうです。気に入って下さって作ってみられるようです。
肌に合えば、是非お勧めします。夏場はどんな使い心地になるか楽しみです。ご希望の方があれば、少しお分けしますので、小さい容器をお持ち下さい。

「子供が乾燥がひどくて・・・。」という方も増えてきました。
ホホバオイルをお勧めしています。お風呂上がりのしっとりしているときに、すぐ塗ってあげたいものです。

子供のスポ小の仲間の指が、手荒れやアトピーでひどい事に先日気がつきました。早速自分とスタッフ、その子達のクリームを作りました。
ひどくなったら、ホホバの軟膏クリームが一番です。

メモ

あっという間に半月が過ぎてしまった感じです。
一日を大事に使おうと心に誓うのですが、相変わらずボーっとしてしまう事も多々あり、『やる事リスト』の徹底が課題です。

メモは単純な作業ですが、忘れ易くなった事を考えると非常に重要です。
お客さまからの注文も紙に書いて頂いて、ノートに貼っておき、定期的にチェックします。電話でご注文を受けたまま、メモせずにすぐ接客に移った時などは最悪で、お客様に大変ご迷惑をおかけした事もありました。
もともとアナログな私ですが、このノートも過去からのものを通算するとかなり貯まってきたので、いつかはいくらか処分しなければ・・・と思いつつ随分前のが役に立つこともあり、捨てるに捨てれない状況です。
日記というと、『三日坊主』が頭に浮かびますが、案外読み返したりすると思い出が詰まっていて、捨てるに捨てれないものが35年分なんて話を聞きました。そう言う人多いそうですよ。
子供の保育所の連絡帳とかも、なかなか捨てれないですよね。

反対に店長はデジタル派。データベース化してあらゆる情報をIPodで便利に利用していますから、羨ましいなと思います。
アナログな私でも、お客様のアドレスや講習のテキストなどはやはりパソコンで処理するのは便利だと感じています。

先日、店長が小さいポチ袋サイズの手帳7,8冊を一つずつ、ペラペラめくっているので、何事かとたずねてみました。(昔、よく胸ポケットに入れていました。)
十年前にハウスを修理した際、役立つメモを残していた筈だと言うのです。でも、どれに書いたかはわからないので、一つずつ確認作業をしていたわけです。
なんとも、アナログな作業・・・。
何冊目かで、暗号のようなそれらしきものが見つかり、
「やっぱり、最後は紙だよね。」
と、安堵した様子でした。中には水たまりに落ちたかなにかで、ベロベロ〜ンになってる手帳もありましたが、鉛筆の文字はまったく問題なく確認出来ます。
基本はやはり紙と鉛筆です。

ウインターグリーンの赤い実が、冬にはとても鮮やかです。
お客様に秋に植えて差し上げた鉢ですが、この雪でどうだったでしょうか。

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幸運の飾り

学校が連休明けから始まったこともあり、ちょっとホッとしています。
お客様もやっと動き易くなったのか、いつものお店の感じに戻ってきました。

週末のセンター試験に向かって、縁起をかつぐ商戦が熱くなってるらしいです。
縁起をかつぐものは沢山ありますよね。すぐ思いつく飾り物というと、酉の市の熊手とか招き猫、ふくろうetc.・・・・。
お正月飾りも年神様を迎えるための縁起物の一つです。あまりかわいい感じの飾り物は日本の物では思いつかないのですが、ヨーロッパなどでは幸運を呼び込むとして、靴のモチーフのものをクリスマスオーナメントにしたり、チャームとして身につけたりします。

シルバーのshoeチャームは、ペンダントトップにしてもかわいいです。
バッグの方は、私の必要としていた大きさにピッタリだったので、とりあえず店頭に並べて、二月に出掛ける際に売れていなかったら、自分で使おうと思っていました。
先日、親子で来店されていたお母さんの方が、バッグに目を留めておられました。
「一泊旅行に丁度いいし、柄が素敵ね・・・。」
と気に入って下さっていました。その事を見ておられたお嬢さんが、プレゼントにしようと後日来店されたのです。
うらやましいな〜と思いながらリボンをかけました。

・・・と言うわけで、私はまたいつものバッグで出掛ける事になりそうです。

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