星五つ

先日、家族で温泉に出掛け施設内にある食堂で食事をして帰った際のお話です。

日々お客様に接する仕事をしているので、どこかで買い物や食事をしてもつい観察したり自分に置き換えてみたりする事が多いのです。
結婚する前の純粋な気持ちで買い物がしたい!と思うけれども・・・何か自分に生かせるヒントは無いか、ここは学ぶべき点はないか・・・などなどこれはもう職業病かもしれないですね。

お昼とあってそこそこテーブルはうまっていて、女性の方が一人で注文から配膳、会計を担当されていました。
嫌みなくテキパキされていたので、すごいな〜と感心していたら、小さい子供さんが用意してある番茶のポットの近くで悪さを始めました。
「危ない!」
と、思い私も一瞬立ち上がろうとした時に、その女性もすかさず近づきそっと見守っておられたのです。
あ〜私なら、「危ないよ!あっちにいこうね〜」とお席まで連れ帰ってしまったかもしれません。
というか・・あっ!と言う顔をした私とバッチリ目が合ったその子は、それに驚いたのか・・・しばし立ちすくんで席に戻って行きました(笑)
声をかけずに見守る・・・私感動してしまいました。
接客の合間には、厨房に入って手伝いをしておられるのが見えて、会計をする際には一声おかけしようと思い
「とても気持ちよく食事が出来ました、感じの良い方ですね。」
と、お話すると恐縮されていましたが、私がもし一人で同じ様に働いていたら、多分途中でお盆をひっくり返している様な気がします。
店番でも、接客が重なった時つい焦ってしまう私ですが、もう少しどっしり構えてみたいものです。

剪定した月桂樹をご希望の方に差し上げています。レジの近くに置いておりますのでご自由にどうぞ。

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ひな人形の香りはラベンダー

転勤されるママ友に何か香りの贈り物を・・・とお考えのお客様がありました。
お友達は島根の方なので、知り合いも親戚もいない地域に行かれれば心細いですよね。不安になったりした時に、ちょっと安心感を与えてくれるオレンジのオイルをお勧めしてみました。
私がオイルのプレゼントを迷われている時におすすめするのは、柑橘系とラベンダーオイルです。
柑橘系は無難で皆さんが喜ばれる香り、ラベンダーは苦手な方もおられますが、安全で使い安く、一本は持っておくと何かと便利ですよ・・・とお勧めする香りです。
このお客様は以前ラベンダーを買われたことがあり、とても好きなんだけれども、子供さん達が
「ひな人形のにおいだ!くさい〜!」
というので、あまり使われていないそうです。
最近は防虫剤にユーカリやペパーミント、ラベンダーを使って自然な香りを強調している商品が増えてきていますね。
ラベンダーには虫除け効果があるので、ヨーロッパなどではラベンダースティックやサシェを作り、タンスのひき出しに入れて防虫に使います。
日本では湿度が高いため、そのままラベンダースティックを虫除けというのにはあまり向いておらず、むしろ移り香を楽しんでいただくようにお話しています。
女の子はすぐに大人びてきますから、ラベンダーの香りを良い香りと感じる様になれば、香りを嗅ぐたびに自分のひな人形を思い浮かべられるような日がきっと来るに違い有りません。 

暖かそうなマフラーも入荷しています。
フランス製なので、色合いが綺麗なのとお手頃なお値段です。

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グリーンノート 駐車場

当店の駐車場は、微妙な位置に電柱があることもあってか、ドーンと真ん中に一台駐車される事が多く、お客様にご迷惑をおかけすることが多かったと思います。
この夏に、レンガの間に白いラインを引いてみました。
それからの数ヶ月、ほとんどの方がライン内に車をきちんと停めて下さっている事で二台目の方もスムーズに駐車出来ていて、本当にみなさんに感謝です。

ラインについては、れんがを白で塗ってしまうのは嫌なので、間の土の部分を使ってセメントを埋め込み、色を白に塗ってみようということになりました。
店長が色々アイデアを思いつき、とても身近にあるもの(サイズがぴったり!)を使って仕上がりました。
いつでもはずせたりラインの位置も変更可能です。
さてさて、この型に使ったものは何でしょう?おわかりになった方は当店でお茶のサービスをして差し上げたいと思います(笑)
暇な時がありましたら、何かな〜と考えてみて下さいね。

種まきしたルッコラが成長しつつあります。※現在もう少し大きくなっています。
あまり蒔き方上手じゃないので、SORAMIMIの初心者向けサイトで勉強する様忠告されましたが、早くサラダに出来るの楽しみです。寒くなる前に種まきどうぞ。

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ネトルのチョッキ

大雨の被害があった地域の方には、心よりお見舞い申し上げます。
こういう災害時には、数年前に雪害に遭った時の事を思い出し、『油断禁物』と自分に言い聞かせているところです。

八月に浜田・松江・出雲の三会場でアロマとハーブティーの講座を担当させて頂きました。
ハーブティーを、参加者の方と楽しみながらネトルのお話をしていた際、参加者の一人の方に、
「『白鳥の王子様』のお話に出て来るイラクサのことなんですね。」
と、この童話をおしえて頂きました。
え〜!そんな素敵なお話があったとは・・・。

家にあるアンデルセンの童話集の中に、そのお話が載っています様に・・・と早速帰ってから探してみると、「野の白鳥」と訳されておりました。
1年前くらいに中古本で手に入れ、いつか読む本の中の一冊に埋もれていました。
たまたま今読んでいるエッセーの中にもこの童話が紹介されていて、『早く読んで!』と、この童話集が言っていたような気さえしてきます。
ネトルのお茶を買われた方には、私がもれなくこの素敵なお話をしてさしあげますよ。

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