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子供が生まれた二ヶ月後からお店番を始めて22年目に突入しました。

主人（店長）と結婚する前にはお店は手伝わず、私は会社勤めを続けるのが約束だったのに色々あってこうして主みたいに大きな顔して店番をする毎日です。

お店でお客様を待つスタイルで外に出掛けることもない毎日ですが、本当に色々な方に来店してもらって沢山のことをお客様から教えてもらう日々だったな・・・と我が家にとっても記念日が多い11月は特に感謝の気持ちが溢れる日々です。

お客様だけではなく、ヤクルトさんやダスキンさんや宅配、運送、営業マンなど沢山の方に出会いました。

仲良くなっては退職や転勤でお別れもありました。

その中で最近担当になってくれたダスキンのお姉さんがとても気持ち良い方なのです。

最初に先輩の男性と来ておられた期間は続くかな～と心配するくらいでしたが、一人で来られるようになってしばらくして

「お仕事慣れましたか？」

と聞くと

「すごく楽しいです！」

と、意外な反応がとても嬉しかったです。そして新しいマットをひいて帰られる際になるべくそのマットを踏まないように帰られる方は久しぶりでした。新しいマットを踏んで帰ることが特別悪いわけではないですが、マットを大切に扱っている感じがお客さんに向かう気持ちも同じように感じられるのです。

特別なことはされていないのに気持ちよく感じるのが、なぜだろう・・と二週間に一度自分の接客態度を考える良い機会ともなっています。

今年は不祝儀が重なり、先週も店長に店番を二日間交替してもらいました。

私がいない間に来店くださったお客様が名前を伝言してくださっているのですが、お名前でなかなか顔と一致しない事がほとんどですので大変申し訳なく感じています。

お葬式や通夜もその家やお寺さんで様々なやり方があるのを見せてもらい、親を見送る前に色々勉強させてもらっているのかなと感じられます。

先日の通夜での説法は

『三法印』についてご住職のお話がありました。（興味がある方はウィキペディア参考になさってください）

人の人生は常に移り変わり良い時ばかりが続くわけではない、そして亡くなられた姿を私たちに見せられることで、私たちにも死があり終わりがあるということを身をもって教えてくださっているというようなお話でした。

今年聞いた住職のお話の中ではやっと説法らしいお話で妙に感動しました（笑）

先日はお客様から、

「お金はもちろん、自分の健康面でも若いうちから貯金しておかないとね。」

と助言があり、考え方も行動も運動量も狭まりつつある自分に貯金の必要性を痛感しました。まずは最近出来ていなかった読書から始めています。

皆さんも素敵な本に巡り会えますように。