末広の8個

NHKで放送されているイギリス湖水地方の『ダルメインの庭』という番組を時間がある時に繰り返し見るのが楽しみです。古いお屋敷ですが、新しいものを取り入れながらも伝統を大切に守っているのを感じます。

イギリスは古いものを守るナショナルトラスト制度が古くから設立されていますが、この膨大な土地はどうやって維持しているのだろうとつい考えてしまいます。庭で季節ごとに収穫された果物や木の実をお菓子や料理に使う様子も紹介されていますよ。

先日久しぶりに来店してくださったお客様から庭で採れたシャインマスカットを頂きました。

以前は家の周りに沢山のバラを植えておられましたが、ある程度年数が経った今、害虫の被害などで枯れたものも多く、少しメンテナンスして裏の庭はご主人が野菜やブドウを育てておられるそうです。

近所にブドウの栽培の指導をしてくださる方があるようですが、ナチュラルなブドウの色にまず感激!ブドウの葉っぱがお皿にして手作りの紙のバッグに可愛く入れてあるのもお客様らしい心遣いです。

家の表側の庭は奥さんが担当で、そこに合ったハーブが今も元気で育っている様子です。

食べるのがもったいなくてなかなか食べれなかったのですが、先日山登りをした際のお昼のデザートにしました。お弁当の後のこのブドウの美味しかったこと!感謝感激でした。

圃場で、息子が小さい時に食べたみかんの種を撒き育った『すっぱいミカン』というオリジナルの木に今年初めてミカンが8個実ったそうです。末広の数字に喜んでいますが、さてどんな味のミカンか楽しみです。また後日報告したいと思います。

中谷さんのブドウ
頂いたシャインマスカット。売っている黄緑とは違ってナチュラルな色ですがしっかり甘くて美味しかったです。
ウールの帽子
私達も愛用しているスコットランドのウールの帽子です。帽子好きの方へのプレゼントにも。色合いが素敵です。

寛容

先週は秋に恒例の町探検隊(小学二年生)を迎えました。

1日目の子達とは質問と私の用意していた説明が丁度バランス良くまとまり、スムーズに時間が使えたのですが、一日置いた二日目のグループの子達とは何となくかみ合わないことが多く、不完全燃焼のまま終わった感じで申し訳なく感じました。毎年勉強させてもらっています。

後日、子供達に付き添っておられたお母さんが来店されて

「2年生はそんなものです・・・」と話してもらって少し気が楽になりました。

お店を今の場所に移転した次の年は丁度上の子が二年生でしたから、その年から始まり15回目を迎えたことになります。

その子も来年から社会人です。子供の成長は過ぎて見ると早いですね~。

今年からはみんながくれる名刺が、苗字は無く下の名前だけになりました。個人情報の関係からのようですが、その名刺を落としたことで自分を特定されたりすると困るからと子供さんに説明してもらいました(笑)小さいうちからこんな些細なことにも予防線を張っていかなければいけないのは残念ですが、それがこの子達にとっては当たり前だから私が思ってるほど子供達にはどうも無いのかもしれません。

「こうでなければいけない」と、つい今迄と同じことを望んでしまうのが年をとったせいかもしれません。自分と違っていても認めたり許したり、難しいですが『寛容』であることを訓練中です。

町探検2021
名前だけになった名刺。名刺も個性が出ますね。
ピンクマフラー
実は子供用。あまりにも可愛いので自分にと思いましたが、可愛い過ぎて無理でした(笑)若い方なら十分使えると思います。
ライオンのぬいぐるみ
今までクマさんがいたところに移動しました。色々ぬいぐるみいましたがマーメイドとこの人だけとなりました。たてがみがカッコいいでしょ☺️