介護は突然やってくる

大騒ぎしていた台風も何事もなく過ぎ去ってくれ、ホッとしています。
もう少し雨が降って欲しかったと思いますが、災害が無かった事に今は感謝すべきと店長と話しています。

久しぶりのお客様のご来店でした。
仲の良いお友達同士でいつもご来店くださるのですが、久しぶりに当店を思い出して下さったのも
『突然の介護』が始まったからだと思います。
二人のうちお一人は数年前にこれまた突然の介護を経験され、その際落ち着かない家族や自分自身のケアに香りを取り入れておられました。
今回介護が始まった方は、負担が一番大きいお姉さんの眠りが少しでも良くなる様にと、ラベンダーとオレンジの香りを選ばれました。
本当にしんどい時に香りが助けてくれることは、私も何度も経験済みですので、お姉さんにもホッと一息つける時間が生まれることを願っております。

先日はお母さんを介護するために仕事を辞めて、松江で介護生活をしているという店長の同級生が二十年ぶりに突然来店してくれました。
女性だと会っていなかった期間を事細かく色々聞いたり話したりというところからスタートですが、男同士の会話は至ってシンプルで現在の状況のみ(笑)
地元を離れていたこともあり、地域に知り合いも少ないことから介護も一人で抱え込んでおられる様子でした。
おせっかいな私は二人の会話に時々お邪魔しながら、状況を色々お聞きして、認知症オイルを少し使ってみてもらうことになりました。
朝はローズマリーとレモン、夜はラベンダーとオレンジのブレンドオイルです。
それから一週間あまり経った頃彼から電話があり、お母さんがとても落ち着いた状況で暴言は無くなり、日中の行動もとても穏やかで夜もゆっくり眠られる様になったそうです。
彼自身が店長と話をしたことで、気持ちに少し余裕が出来たのも大きかったかもしれませんね。
彼が、店長のことを思い出して尋ねてくれた事をとても嬉しく感じています。

ガラスのキャンドルホルダー
図工の時間に作ったことがありそうな雰囲気ですが、置いておくだけでも存在感のあるガラスのキャンドルホルダーです。
Miel(スペイン産ハチミツ)
中身はスペイン産のハチミツ。この壷が気に入って入荷させたくらいです。
Mielフランス語でハチミツの意味。

暑中お見舞い申し上げます。

暑い日が続きますが、先月の関西での地震と先週の豪雨災害と少しへこむニュースが続きます。
当店のスタッフで夏に開催する慰労会も、たまたま決定した日に都合が合わない人が多く、今回は中止とし、開催費用にかかった程度の金額を今回の災害のために寄付することになりました。
なるべく自粛ムードより日常的に生活することが大切ですが、やはり被災された皆さんのことがいつも頭に浮かびますよね。
蛇口から普通に出て来る水道水を、いつも以上に感謝しながら使うこの頃です。

暑い毎日、キッチンではなるべく火を使わない時短料理特集など多いですが、私は逆らう様に揚げ物などガスの火とあえて格闘する毎日です。
十年以上前にパエリアパン(パエリアを作るフライパン)を購入していましたが、ピザに使ったりしてパエリアは一度作ったでしょうか・・・・
料理好きのお客様にうなぎのパエリアをご馳走になったことはありましたが、実際にお店で食べた記憶は残っていない程度です。そんなパエリアは私にとってちょっと敷居の高いお料理でした。
たまたま境港でとれた巨大なムール貝と岩牡蠣をもらったので、当店の花壇で採取して乾燥させておいたサフランを使って実践してみました。
トマトソースをベースにして魚介たっぷりのパエリア。
ほんのりサフランの香りがします。これくらいが丁度いい。

パエリア
魚介たっぷりのパエリア。これにレモンを添えて頂きます。

一度作ったら敷居はそこそこ低くなりましたので、この夏魚介の良いのを見つけたら残りのサフランでまた作ってみようと思っています。
自分で育てたハーブを使う、これはまさにハーブ(有用植物)の醍醐味なのですが、時間に余裕が出来た事で食卓にもそういう機会が増えました。

被災された皆さんに、1日も早く日常がもどります事をお祈りしています。

ウインドチャイム
とても素敵な音色のウインドチャイム。
音に癒されます。

職場体験

先日は養護学校の職場体験を受け入れる事になり、今回はお店での研修の為私が担当しました。
以前から職場体験の要望を頂いていた学校がありましたが、当店の繁忙期と重なったりしてお断りしていました。
そんな今の時期も繁忙期ではありますが、いつもゴムパッチンでお世話になっているピピを利用しておられる生徒さん繋がりだったことと、こんな小さなお店なのに職場体験を受けてみたいと勇気を出し、行こうと思われたことに賛同して来てもらう事になったのです。

午前中のみ、1日間を置いて二日間きてもらいました。
初日は遅れ気味になっていたテーブルクロスの模様替えを手伝ってもらったり、梱包作業も少量苗の物は挑戦してもらい、無事お客様の所に届いた様です。
初日は、私も若い子と接して緊張したせいかちょっとグッタリしてしまい、実習生さんもお疲れが出ていないか心配しましたが、翌日の学校も休まず二日目の体験も無事終了することが出来ました。
とてもきちんと仕事が出来て、私にとっても外部からの人を受け入れる事で、緊張感と色々指摘も受け(笑)刺激になりました。

仕事となると、二日間緊張して終わりではなく、毎日八時間を頑張るのは大変なことです。
お金を稼ぐというのは本当に大変ですね。
今朝スーパーで、魚担当の若い男の子が上司に叱られているのを目にしました。
最初に少し説明してあげれば良かったのでは・・・とも思いましたが、この失敗で次回からは同じ失敗はしない様に成長できることを願います。人を育てるのも一苦労ですね。

これからを支えて行く若い人達を、きちんと教育して見守って行くことの大切さを改めて感じたこの頃です。

店長が最近ウクレレにはまっているのですが、ウクレレを交えた陽気な四人組の演奏を先日一人で聴きに出掛け、すっかりファンになりました。

もし当店が30周年とか出来たのなら、このバンドを呼んで楽しくパーティー開きたいです。

ブルームーンカルテット
ブルームーンカルテットという四人組のバンドです。
陽気な関西人で、仕事で疲れた時にこの頃よく聴く音楽です。
アイアン製 バードフック
アイアン製のしっかりしたフックです。
作業着などを収納する物置で活躍中。販売もしています。

グリーンノート救命センター

朝寝坊なくせに、あれもこれもやりたいと無理な事を考える自分にいつも反省しきりです。
結局はくたびれが出てしまうので、無理はしないように心がけ、ビニールハウスは日曜日の開店までの時間に行く事に決めました。
早朝目覚めなければ店長に起こしてもらい、主にビニールポット苗の草取りなどをします。
自分では栽培した事の無い品種は、名前や葉はわかりますが花は知らない事も多く、そんな苗に花がきていたりすることに遭遇出来たりして、楽しい作業の時間はアッという間に過ぎてしまいます。

ビニールハウスでは沢山の種類を栽培していますので、残りがわずかになったり品種が曖昧なものは一カ所にまとめてあるのですが、そこに思わず久しぶりに出会う品種があったり瀕死状態の苗が助けを求めている様に感じられ、これらを復活させたり花壇に植えたりしてやるのが最近の楽しみにもなってきました。
ほとんどダメかな・・・と思っていたラベンダーも店に持ち帰り、少し大きい鉢に植え替えたりしてやると新芽を出して息を吹き返します。この新芽には本当にエネルギーを貰えるのです。

ロイヤルパープルラベンダー
全体が灰色状態だったラベンダー。剪定して植え替えたら新芽がやっと出てきました。

人間も一緒で、忘れられたり、放置されるとどんどん元気なくなりますよね。
もう「死んでやる!」と投げやりになってたのかな・・・と思わず話しかけてしまいます。
『グリーンノート救命センター』も沢山並べるには限界がありますし、けっして店頭の環境が良いともいいきれないので、先日はついに実家にも何鉢か避難させ、父に管理を依頼しています。
ラベンダーのオカムラサキがほとんど無理かな・・・という状態だったので、現在どうなっているか次回行って確認するのがドキドキです。

これから迎える梅雨と熱い夏、秋の長雨をこのラベンター達が乗り切ってくれると良いのですが・・・。
今お店の花壇はラベンダーが一番見頃ですよ。

イカーカム社のストレーナー付マグカップ

イギリス ロイカーカム社のストレーナー付マグカップ
贈物に好評で、久しぶりに入荷しました。