久しぶりのメニュー

猫ちゃん大好きなお客様のご来店。

しばらくは猫のことをお聞きしたり、私が以前通っていた整体を紹介してくださった方なので、お互いの身体の情報を交換したり、話がどんどんいろんな方向に広がります。

以前お母さんが少し物忘れが始まったことを心配されていて、認知症予防のエッセンシャルオイルの話をしたことがありました。ラベンダーとローズマリーをとりあえず使ってみることになったのです。

その後の様子をお聞きすると、以前オイルを買った時は香りに敏感なお母さんが嫌がられたため続けることが出来なかったそうです。

それから暫くしてだんだん認知が酷くなって来ているのを感じ、家のあちこちに香りを置くようになったのですが、お母さんはこの時点で香りにはもう全く反応されなくなっていた様です。

香りを頻繁に使うようになってから、料理も数品を繰り返し作ることしかしなくなっていたお母さんが、「わあ、これ久しぶりのメニュー!」と嬉しくなるような料理をある日作ってくれていたそうです。認知症の改善と関係があるかはまだわかりませんが、お母さんとの接し方もとても感心するくらい参考になり、オイルで応援していきたいと思います。

モリス柄マグ
モリス柄ではお馴染みですね。この柄と同じマスクをされているお客様がありました。
カエル
クマちゃんがいなくなったので、今度は蛙に座ってもらいました。元気の出る黄色です。

介護は突然やってくる

大騒ぎしていた台風も何事もなく過ぎ去ってくれ、ホッとしています。
もう少し雨が降って欲しかったと思いますが、災害が無かった事に今は感謝すべきと店長と話しています。

久しぶりのお客様のご来店でした。
仲の良いお友達同士でいつもご来店くださるのですが、久しぶりに当店を思い出して下さったのも
『突然の介護』が始まったからだと思います。
二人のうちお一人は数年前にこれまた突然の介護を経験され、その際落ち着かない家族や自分自身のケアに香りを取り入れておられました。
今回介護が始まった方は、負担が一番大きいお姉さんの眠りが少しでも良くなる様にと、ラベンダーとオレンジの香りを選ばれました。
本当にしんどい時に香りが助けてくれることは、私も何度も経験済みですので、お姉さんにもホッと一息つける時間が生まれることを願っております。

先日はお母さんを介護するために仕事を辞めて、松江で介護生活をしているという店長の同級生が二十年ぶりに突然来店してくれました。
女性だと会っていなかった期間を事細かく色々聞いたり話したりというところからスタートですが、男同士の会話は至ってシンプルで現在の状況のみ(笑)
地元を離れていたこともあり、地域に知り合いも少ないことから介護も一人で抱え込んでおられる様子でした。
おせっかいな私は二人の会話に時々お邪魔しながら、状況を色々お聞きして、認知症オイルを少し使ってみてもらうことになりました。
朝はローズマリーとレモン、夜はラベンダーとオレンジのブレンドオイルです。
それから一週間あまり経った頃彼から電話があり、お母さんがとても落ち着いた状況で暴言は無くなり、日中の行動もとても穏やかで夜もゆっくり眠られる様になったそうです。
彼自身が店長と話をしたことで、気持ちに少し余裕が出来たのも大きかったかもしれませんね。
彼が、店長のことを思い出して尋ねてくれた事をとても嬉しく感じています。

ガラスのキャンドルホルダー
図工の時間に作ったことがありそうな雰囲気ですが、置いておくだけでも存在感のあるガラスのキャンドルホルダーです。
Miel(スペイン産ハチミツ)
中身はスペイン産のハチミツ。この壷が気に入って入荷させたくらいです。
Mielフランス語でハチミツの意味。